投稿

10月, 2010の投稿を表示しています

「サブウェイ」その4

今まで行間を読んでいたのが、そんなものは気にしないで、引っこ抜いてきて自分の行間に当てはめる。そういったかんじでしょうか。 自分だけの物語なので、その行間は人に伝える必要がないので、クオリティーみたいなものは一切不問であります。 まぁ、この辺は色々と考えていかないといけないところだな、と思っています。 人の日記の断片を集めて自分の説話を作るという感じでしょうか。 ううむ、言葉が難しいですね。 「サブウェイ」は、そんな事を考えて作っています。 情報の断片、それを使って僕の説話を作る、見に来て下さる方も説話を作る。 その二つの説話ができるだけ等価になるようにならないか、何てことを考えています。 もちろん、僕の拙い説話だけを楽しんで頂く事も可能かと思います。(多分・・・・;) バカなこと一杯やってますから。 さて、次は見所的なことも書いていこうと思います。 今回はダンスもあるのです。振付の原和代さんに作業していただいているのですが、いわゆる音楽を渡してこれを振り付けして下さいではなくて、台本を渡して振り付けして貰いました。 今度は、この辺について。 つづく ------- 稽古場の様子やら、軽いネタバレなどは以下のツイートまとめで。 http://togetter.com/li/59285 出演者のブログも御覧ください。 猿渡美穂さん 「どんたん日記」>>>  ※マメ更新 ののあざみさん 「寄り道のススメ」>>>  ※レア更新

「サブウェイ」その3

そのシャワーをまともに浴びてたら、頭おかしくなりますし、みなさんその辺は上手に編集して乗ってらっしゃいます。 私も田舎から出てきた初日、普通に混雑する四条河原町で、人いきれに疲れ果て、「何?今日は何祭りの日?」と御輿的なものを探した程の田舎者でしたが、今は軽快に歩くことができます。 うーむ、でも、編集が「上手」かどうかはカッコにくくらないといけないですね。 でも、とりあえず、その編集する習性をあてこんで、同じ人間がザンバラザンバラ情報をふりそそいでおります。 それを適当につなぎあわせて、自分の物語といいますか、ストーリーを作っていっています。 ツイッターなんか、その最たるもので、わかりやすいですね。 「行間を読む」的な作業がないわけです。もちろん「行間」が消え去る事はないと思うので、「行間を読めない」のはいかがなものかと思うのですが、それこそ吉本さんもおっしゃってましたが、万葉の時代なんかは行間だらけだったわけですから、今の物語と万葉なんかを、そういう深みで優劣は付けられないわけです。 つづく ------- 極東退屈道場#004  「サブウェイ」 の稽古が進んでいます。 稽古場の様子やら、軽いネタバレなどは以下のツイートまとめで。 http://togetter.com/li/59285 出演者のブログも御覧ください。 猿渡美穂さん 「どんたん日記」>>>  ※マメ更新 ののあざみさん 「寄り道のススメ」>>>  ※レア更新

「サブウェイ」 その2

「サブウェイ」のを作るきっかけ、まぁモチーフです。となったのは、朝の満員電車のなかで(大阪のそれは東京とくらべたらなんてことないのでしょうが。)みんなが無言なのに、相当騒々しいなぁと思ったこと。 地下ですから、駅と駅の間のトンネルはいろんな電波が入りにくいわけですけど、その分人間が出すデンパが突然増幅されるような感覚にとらわれました。 携帯やら、本なんかを広げるのもままならないですし(強引にやってるひともいますけど)、景色もないですから、みなさん別のことに意識を向けようと必死です。 と、目に飛び込む広告。 そうなんですね、地下鉄は他の乗り物に比べて、やたら広告まみれです。 もちろん前述したコストのこともありますけど、他に見るもの無い分、効果は高いのでしょうか。 目の高さより上は、太閤秀吉、検地帳もビックリな区画整備されております。 無言の車内に降り注ぐ情報のシャワー。 つづく ------------------------- 稽古場の様子やら、軽いネタバレなどは以下のツイートまとめで。 http://togetter.com/li/59285 出演者のブログも御覧ください。 猿渡美穂さん 「どんたん日記」>>>  ※マメ更新 ののあざみさん 「寄り道のススメ」>>>  ※レア更新

「サブウエイ」について その1

極東退屈道場#004  「サブウェイ」 の稽古が進んでいます。 稽古場の様子やら、軽いネタバレなどは以下のツイートまとめで。 http://togetter.com/li/59285 出演者のブログも御覧ください。 猿渡美穂さん 「どんたん日記」>>>  ※マメ更新 ののあざみさん 「寄り道のススメ」>>>  ※レア更新 ----------- 観劇の一助となればと、キーワード的なことを。 地下鉄を英語で言えばサブウェイとなるわけですが、呼び方は各国様々なようです。 綴方を分解するとsubとwayなので、意味的にはそういう事なんでしょう。 他にもメトロとか、チューブとかアンダーグラウンドとか呼ばれているようです。 こちらは、メトロはmetropolitanですね、チューブはその形状、アンダーグラウンドはそのままです。 メトロポリタンなんて言われると、まさにそう思うのですが、地下鉄というのは都市にしか走っておりません。 僕みたいな田舎者には、地下鉄があるってだけで、勝手にサイバーなイメージを持っていました。 他の交通機関と比べて、作るのに圧倒的なコストがかかるので、ある程度の利用を見込める場所じゃないと作れないわけです。 それもあって、ほとんどが市営とか都営なわけです。 民営で大きいのは、東京メトロぐらいなんですね。 地下鉄というのは天候や災害などの影響もうけにくく(飛び込んだりは別ですよ)、非常に輸送に特化した交通機関なわけです。 まさか、景色を眺めに地下鉄乗り込んで弁当広げる人はいないですから。 つづく