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第15期想流私塾最終講義日

とはいっても、いつもと変わらず。 これで、終わりじゃないので。 今期は、10名の塾生が卒業公演に向けて作品をつくる。 今回のお題は「正義の味方」 といってもヒーロー者を書きましょうではなく、「疾風のように現れて疾風のように去っていく」戯曲ということだ。 短いですよ。でも、数は多いですよ。 「オダサク、わが友」では、体力がないと長編がかけないという言葉がありまして、 短いシークエンスをつなげて芝居を作ることが多い僕は、実際体力がないのでやたらと引っかかっている。

再演に向けて集まってみまたよ3

前回、ダンスの方に時間を全然割けなかったので、今日は原さん特訓デー。 みーっちり、バーレッスンとか基礎訓練。 そうですよね。そういうところをちゃんとせんと。 基本的にすぐに作りにいっちゃうからね。僕は。 せっかちでいけない。 今日は久々に七重さん合流で、 ちょっと設定を試したいシーンがあったので、ののあざみさんとの会話シーンをちょっとやってもらう。 屈指のおバカ会話シーンだが、動作をシークエンスに分けて、その動作を続けながらフツーに会話してもらう。 目論見では、みえているものと会話の内容がどんどん乖離するはずでは、と思っていたが、 外れだった。どんどん、シーンとして意味が加わり成立していくのだ。 これはこれで収穫。 また、寝ながらセリフ言ってみよう。ご飯食べながらセリフ言ってみよう的な、 セリフを言う時の力の抜け具合も見つけられて、これもこれで収穫。 ののあざみさんが誕生日が近いとfacebookに教えられたので、ちょっと飲みました。 ののさんは、iphoneの音声検索でヒワイな単語を検索して喜んでいました。 これから、毎週金曜日スペインバルをオープンするそう >>> 店の名前のスペルは忘れましたが、日本語の意味は「でかい女」だそうです。

再演に向けて集まってみまたよ2

震災の翌日であった。 にわかには何が起きたのか信じがたい状況で、固唾を飲んで自体の把握につとめる中、 一瞬のためらいはよぎるも、まだ日常の残る大阪で、日常を粛々と送ることは必要と稽古に出かけた。 奇しくも震災より立ち上がった街西宮へ。 本日試したことについてのみ、記しておく。 ■地下鉄の描写について 地下鉄内にある名詞をサンプリング。 属性ごとに分けて俳優に振る。さらにそこに「録音された声」を付け足す。 それを演奏することで、名詞のみで地下鉄の風景を描写できるか。 ナカナカに難しい。演奏するにはもうすこしルールの共有がいる。 さらに、意識を分散させなければ他の声が全く聞こえなくなる。 欲張り過ぎた。段階を踏んですすめるべき。 ■インタビューシーン 「サブウェイ」ではインタビューシーンが7人分ある。 ただし、投げかけられている質問は観客にも役者にも聞こえない。 セリフに書かれた答えから、問を想定して演じていた。 もちろん再演時もそうなるのだが、本来の状況をシミュレーションしてみることに。 俳優の持つタブレット端末に、問いが表示され、俳優はそれに答える。 その他の人は、その答えのみを聞くことになる。 7人7様の答えから、質問の内容が浮かぶ。 収穫は問いに対する、体の反応。