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打合せwith真夏の會

原真氏と打合せ。 原真氏は、 水の会 という劇団の代表で、ご本人ともども俳優陣にはいつもお世話になっているが、 今回は 真夏の會 のプロデューサーとしてMTG。 真夏の會は、彼が立ち上げたユニットで、舞台、照明、音響を最小限とし、俳優の演技に焦点をあてたコンパクトな上演を行っている。 昨年、劇作に 売込隊ビーム の横山拓也さん、演出に スクエア の上田一軒さんを擁して上演した「エダニク」という作品は大きな評判を呼んだ。 さらに、その作品は劇作家協会新人戯曲賞を受賞、OMS戯曲賞においても最終選考に残り、今年、再演の運びとなったのである。 今回は8月に、なんと 合同で再演 することになったのです! 極上の会話劇と、サブウェイのミスマッチ対バン企画です。 どちらもミニマムな構成故に、実現できる一粒で二度おいしい企画となりました。 (ミニマムと行ってもサブウェイはかなり強引でしたが・・・。) 普段「エダニク」のようなお芝居をよく見る人も、「サブウェイ」をみたら、「ほうコレも芝居か。」となることまちがいなし。 「サブウェイ」好きなひとも、「エダニク」をみたら、「おお、これが芝居だ。」となること請け合いです。 詳細しばし、お待ちを。

再演に向けて集まってみましたよ

8月のサブウェイ再演に向けて集まってみた。 本格的に稽古を開始するまで、月2,3回で集まってみることに。 快くOKしてくれた客演陣、および原さんに感謝。 なにするんですか~こんなに早く~ とか ただ集まりたいだけでちゃいますのん。 とか野次が飛んでいたが、まぁまぁまぁ、そういう稽古がアタリマエではない風潮なのだからしょうがない。 ただ、台本を作るための稽古とか、差し迫った公演のための稽古とか、劇団の通常稽古とか そういうのではないのです。 プロデュース公演で一年後に再演することになって、初演と同じメンバーでやるなんてことは、まぁ無いわけでそのための稽古なのです。 極東退屈道場は、そうやって常に「地味に」新しいことをしていく所存であります。 そういうわけで初回。 「サブウェイ」について、すこし作品解説的なことをしてみました。 といっても、僕にも全てわかっているわけではなく、初演後いろいろと思いを巡らせたこと、 そんな思考の過程も含めて俳優に投げてみました。 シミュラークルとか、データーベースと物語についてとか。 半分も思ったことを伝えられなかった感じだが、改めて整理する機会にもなる。 俳優陣も、一度上演している作品について、改めて聞くことで何か手応えを感じた様子。(私見ですが・・・。) おそらく、初演の稽古前にこんなことをやっても、おそらくそれほど意味はなかったのではないか。 残りの半分の時間は原さんにお任せ。 さすがだ、頭でしか考えられない作・演出をひらりと乗り越えて、 早速、身体の方から探りを入れ始めていた。 このバランスが、「サブウェイ」をリ・クリエーションするはずだ。